□食

□食 に関する記事です。
0708 hououtansou


夏になると、果実の香りのする青茶が恋しくなります。
中国でも南の方、広東省で作られる鳳凰単[木叢]。
本日いただいたのは、蜜桃香。

甘く熟れた果物のような香りがするのに
舌の上には渋みとほろ苦さが漂います。
「味わいと香りが裏腹の、
大人の女を思わせる魅力的なお茶」
との評を聞いたことがありますが、まさにその通り。

そしてこのお茶を飲むと恋しくなるのが
南国の果実。鳳梨や芒果、茘枝。
フレッシュでもドライでも美味しいけれど
真夏はやはりジューシーなフレッシュフルーツ!

暑い時には暑い国のお茶と果物。
着物もまた同じ。
着付けの先生いわく、
暑いときには、暑い場所(沖縄や南九州)で作られた
着物や帯を組み合わせるとよいらしい。

いつかちゃんと着物が着られるようになったら、
夏大島を着て、鳳凰単[木叢]を楽しみたい。
(できるのか、自分??!!)

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2007年の春の新茶。

安渓鉄観音は大好きなお茶のひとつ。
青茶の名産地、福建省には
美味しいお茶がたくさんあります。
有名なところでは、黄金桂や毛蟹。
いずれも香りが素晴らしいのですが
味については
個人的には今ひとつパンチが足りない気が。
その点、鉄観音は香り高さの点では若干劣るかもしれませんが
飲み終わった後の後味の加減がちょうどよく
本当に美味しく感じます。

0706 安渓鉄観音1


中国茶ビジネスが発展する昨今、
緑茶のメッカである龍井村あたりでは
「ロンジン御殿」と呼ばれる豪邸に住む
お金持ちの茶農家も増えているとか。
でも安渓県はまだまだ貧しく
素朴な生活を送っているそうです。
龍井村は古来より名高い観光地「西湖」の近く、
一方の安渓は山奥の寒村である、
という立地条件もあるかもしれません。
二つの村はお茶作りの姿勢も全然違うと聞きます。
化学肥料を使用したりと近代的なお茶作りをする
龍井村に対し、安渓では
今なお昔ながらの栽培方法が続けられているとか。
いつか、安渓にも「鉄観音御殿」が立ち並ぶ日が
来るのでしょうか。
どうか今の素朴さを失わないで欲しいです。
(…って言ったこと無いけど〜)

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2007年の明前茶。

豆のような香ばしく甘い香りの緑茶。
美しい色と形の茶葉を目でも味わうために
透明なガラスコップに入れて楽しみます。

中国茶を飲んでいて、つくづく思うのは
「お茶って『乾物』なんだなぁ」ということ。

0705 ronjin1


紙のように薄く平たい茶葉をお湯に入れると
次第にふっくらとふくらんできます。
そして、収穫したときと同じような
雀の舌と言われる小さな新芽に。

茶葉をカットして製茶する
日本茶や紅茶では味わえない小さな感動です。

飲み終わった後、
コップの中から茶底を取り出し
飽かず眺めてしまうのです。

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中国湖南省産の黄茶。
名前だけ見ると、「銀針」という名のせいで、
白茶の「白毫銀針」と混同してしまいます。
でも見た目は全然違います。
…と言っても、新茶の時はきれいなグリーンなので
お店で見かけたら「何て言う緑茶ですかー??」
って聞いてしまいそう。

低めの湯温で、ゆっくりと抽出するお茶。
一時間ほど待つと、シロップのようなとろみのある
麗しい黄金色のしずくに。

「君山銀針」は、かつての皇帝献上茶。
時間をかけ、のんびりとお茶を楽しむさまは
優雅な中にも、怠惰というか退廃的な香りがします。
日本の宮中言葉に「おゆるゆる」という言葉がありますが
まさに、そんなひと時。

以前読んだ西太后を主人公とした小説の中にも
咸豊帝が気の進まない政務の合間に飲む、
というシーンがありました。
当然(?)このお茶を飲んだ皇帝は
仕事に対する意欲を喪失してしまい、
西太后をいらいらさせてしまう。
読んだ当時は
「お茶くらい自由に飲ませてあげましょうよ。」
と思ったものですが、このお茶を飲むと
皇帝のだらだらしたくなる気持ちがよく分かる。

「仕事の最中に飲むお茶と違う!」

いったん飲んでしまったら、心も体も「おゆるゆる」に。
何もしない午後に飲むべきお茶です。
皇帝の臣下ももっとピリッとした味わいのお茶を選べば
良かったのにね。

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0610 teabook


ダージリンの新茶を購入しました。
勿論、オータムナル!

どちらかというと、
セカンド・フラッシュの力強い香りの方が好みなのですが
やっぱり「新茶」と聞くとわくわくします。
オータムナルの落ち着いた味わいも捨て難いし。
セカンド・フラッシュを買いに行った時は
堂島ムジカの店頭には、
「GOPALDHARA茶園」と
「MARYBONG茶園(←スペル自信無い)」の二種類がありましたが
今回のオータムナルは
「GOPALDHARA茶園」のみ。
で、今は新茶キャンペーンとのことで、
ダージリン・オータムナル等対象商品を購入すると
店主・堀江さんの著書『紅茶で遊ぶ観る考える』(南船北馬舎)が
もれなくプレゼント。
この日はたまたま、売り場に堀江さんがいらっしゃったので
サインをしていただくことに。

オータムナル発売に伴い、
ファースト・フラッシュ、セカンド・フラッシュは
20%オフとのこと。
今、紅茶がたくさんあるので、もう少し減ってきたら
このセール品(勿論セカンド♪)も買おうかな…

購入場所:「MUSICA TEA」(ムジカ・ティー)
購入価格:2100円(100g)

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